「ミレニアム」読了
ミレニアム3部作、ついに3が発刊され読み終わりました。
a0045793_13325764.jpg

「眠れるキャバリア」 (本のサブタイトルが「眠れる女と~」 なので)


スウェーデン発のミステリーで、本国で爆発的にヒットして
その後、世界中で翻訳されて八百万部のベストセラーになっている
話題作なのです。

3部がそれぞれ上下に分かれていて、かなりページ数がありますが
まちがいなく一気読みの、とめられなくなる本です。

内容は、冒険小説かつ社会派推理小説。
1部は本格ミステリー風な孤島ものだったり、場面によって趣きは変わりますが
とにかく練れていてうまいです。
最初読み始めたときは、人物の名前がスウェーデンの名前なので長くて覚えづらい!
って思いましたが、まあそこは勢いがあるのでぐいぐい読めます。
話のおもしろさ、この先どうなるの?っていうハラハラ感がページを急がせますが
この本のよさは、女主人公のリスベットのキャラクター造形の見事さに尽きるかも。
他に例をみないくらいの孤独の中で、不屈のたくましさを持ちつつ
女性ならほろりとくること間違いなしのかわいらしさというか、いたいけなところが。

「イケア」が文中にでてきたり、なんかサンドイッチとコーヒーばっかり食べてて
スウェーデンの人の食生活って単調なのかな?とか、
行間に思うこともあったりして。
それも含めて、とにかくおもしろい本です。
この作者はこの3部を書き上げて亡くなっちゃったので
話は3部で完結しているとはいえ、続きが読めないことが残念ですが。


私は文体が苦手じゃなければ、どんな人の本でも、あれば読みます。
でも、海外もののミステリーは、特につづきものだとひたすら続編を待っている時間もあり
やっと読める!っていう喜びと共に読むので充実度がさらに高いです。

ドン・ウィンズロウ の ニール・ケアリーシリーズ
ウィングフィールド の フロストシリーズ
S・J・ローザン の ビルとリディアシリーズ
どれも待って待って、ようやっと続編。
出た!って時は、一瞬、ほんとに?と疑うくらいなのですが
完結してしまうと、それはさみしいものですね。

どの作品も、登場人物に特徴があって読んでる間は一緒に行動してる気分になるから
終わってしまうと会えなくなるようでさみしいのかも。

「ミレニアム」は、比較的短期間に一気に出ちゃったけど
また、待ちたくなるようなおもしろいミステリーに出会えたらいいと思います。
[PR]
by cavalier-giulia | 2009-09-10 14:09 | その他
<< 休日スナップ 丹沢でバーベキュー >>